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裸眼立体視の危険性について [立体映像]

このblogではマイナーな立体写真の楽しさを広く知って欲しいという事が中心になっています。その方法としてアナグリフと裸眼立体視(交差法、平行法)を紹介してきました。

書店では立体視で目が良くなるというような本が売られています。
私自身も、「ちょっと目が疲れる」くらいの危険性しか実感していませんでした。

しかし、、、裸眼立体視について考えるにつれ、その危険性を感じ始めました。
又、今回裸眼立体視の練習が簡単にできる方法を発見してしまい、いままで説明が難しく、なかなか伝えられない特殊な眼の使い方を、自然に行ってしまえそうなソフトも実現しました。

その方法が期待はずれだったとしても、今あらためて「裸眼立体視の危険性について」考え直すべきだと思っています。
こちらのリンク先のHPに入って「はじめに」「立体視について」をお読み下さい。危険性について的確に表現されていると思います。
http://ima-image.com/

ちょっと考える時間をください。
警告文なしの「とりあえず見るためには」は封印します。

広くご意見をお聞かせ下さい。

追記/現在この問題については、ステレオ愛好家でも統一された認識は無いように思われます。医学会からの警告も私は耳にした事はありません。
しかし児童の裸眼立体視については、まちがえた目の使い方が習慣化し斜視の危険性が高く思われます。
いままでは、裸眼立体視の方法の困難さが自然の壁となって防止効果があったのではないでしょうか?
もし簡単に裸眼立体視の練習ができるようになるとその壁が消える事になりかねません。よって新しい裸眼立体視練習方法は充分な警告と管理が必要と考えています。

追記/ちょっと考えればわかる事でした。
この問いは「平行法と交差法で大きさの違って見える問題」なんかと違ってシンプルな問いでした。
憶測は憶測でしかなく、この問いに答えられるのは「医学」です。
眼科医(もしや脳?)の方が知り合いにいる方、ここを紹介してください。
裸眼立体視についてはもっと詳しく説明できます。
web上の裸眼立体視についてはプロフィールのリンクから立体写真関係のHPに行けます。

追記/もうひとつ児童に限らず3D映画などでの赤青眼鏡の長時間使用の安全性も疑問をもっています。

追記/私のいままでの裸眼立体視の説明は参考のため下記に仮にupしました。
http://blog.so-net.ne.jp/otto/2005-01-03


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コメント 8

笹研

オーム社から出ている「3次元画像と人間の科学」のP239-240にちょっとだけ裸眼立体視について触れられています。
「輻輳機能にむりな制御動作を強いるため、短時間の観察では問題ないが、通常の立体観察としては推奨できない。」
と書かれていますが、いずれにせよ簡易法(間に合わせ)と割り切るしかないと思います。

ちゃんとしたビュアーで見るのが本筋でしょうが、その場合でもステレオウィンドウや視差の付け方など気を遣わないと、視野闘争が起こって見づらかったり、ひどく疲れたりします。やはり見る人を気遣う思いやりが大切ということじゃないでしょうか。
by 笹研 (2006-02-13 00:37) 

おっと

笹研さんコメントありがとうございます。
不特定多数の人が見るwebでの「立体写真を見る方法」は、「アナグリフ」や「簡易ビュワー」を中心に考えるべきかもしれません。(が、モノを用意してもらわなければならず、敷居の高さが気になるところです。)+リスクを説明した上での「裸眼立体視」でしょうか。

今回は子供が特に気になっています。裸眼立体視が正しい眼の使い方でない以上、眼の機能が発展途上中の子供には、なんらかの悪影響があるのではないかと、考えられるからです。あの方法は警告の意味のわからない子供でも可能ですから。
by おっと (2006-02-13 12:41) 

瑠璃子

難しい問題ですね。
ただよい作品なだけにこのまま閉鎖では非常に勿体ないので、現状、「続きを見る」をすべての記事に適用させてみて、ぱっと閲覧しにくくされてみてはいかがでしょうか。
by 瑠璃子 (2006-02-22 16:15) 

おっと

瑠璃子さんコメントありがとうございます。
なかなか明確な答えが見つかりませんね。本来個人の考えよりは、本当のところをはっきりさせたい所ではありますが、、、
ちょっと忙しい事もあって凍結が長引いてますが、そろそろなんとかしようと思っています。
by おっと (2006-02-23 02:00) 

何かいい案はないか・・とずいぶん前から
考えていますが・・・勉強不足で言葉が足りず。
おっとさんの作品は大好きなので
これからも観たい!気持ちばかりの・・私のわがままなど
言ってはいられない現状。
でも、何か・・・あるはず。応援しています!
by (2006-02-24 08:42) 

ima0G

ima-image.comのima0Gです。
うちの「注意」について、少々誤解もあるようなのでコメントします。
ここを読んだ後にうちのサイトの「注意」だけを読みますと、裸眼立体視は眼に悪くまるで「斜視になる」ように誤解して読めますが、まったく逆でそもそも小学校の高学年まで自然な立体視ができていれば斜視にはならないと思いますのでその点誤解がありませんようによろしくお願いします。
もうひとつ私のサイトは主に「イラスト」ですので「立体写真」ほど立体として完全なものではない点に留意してください。「注意」には「無断で作品を転載しないでください」という意味も多分に含まれています。

それから私自身は裸眼立体視が危険であるなんて思っていません。特に交差法に関しては問題はなにもないと思っています。
平行法に関しても自分の「身の丈」に合ったモノであれば特に問題ないと思います。具体的には「自分の瞳孔間幅より短い間隔のステレオペア」であれば大丈夫だと思います。
おっとさん、そんなに気にしなくてもいいと思いますよ。
by ima0G (2006-02-24 12:18) 

おっと

mokuseiさん特殊な問題で悩ませてしまいましてすいません。もうそろそろ復帰しますので、またよろしくお願いします。
by おっと (2006-02-24 15:02) 

おっと

ima0Gさんコメントありがとうございます。
そうですね、危険性について、ここから読み始めると過大に受け取られそうです。
私自身たくさんの人に裸眼立体視を勧めてきましたが、トラブルは起きていません。ただ本能的に小中学校まではやらない方がいいと判断してきました。(それがこのblogでは抜けてましたが、、)
これからはアナグリフを見直した構成にして、裸眼立体視には警告文を付け、自己責任を要求できない子どもたちには、させるべきではないという個人的見解で再開しようと思ってます。
by おっと (2006-02-24 15:19) 

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